成蹊小学校
2024年 小学校受験 試験の傾向と対策

基本情報

校長:跡部清

創立:1915年

1学年 28名4クラス(1〜3年)

1学年 32名4クラス(4〜6年生)

募集人数:112名(男子56名、女子56名)

卒業後の進路:卒業生の約90%が成蹊中学校に進学する

住所:〒180-8633 東京都武蔵野市吉祥寺北町3-3-1

TEl: 0422-37-3839

理念(自立・連帯・創造)

成蹊小学校は「個性の尊重」「品性の陶冶」「勤労の実践」「師弟の心の共鳴」「自奮自発の精神の涵養」という5つの大きな柱を教育理念としています。本校では、その理念に基づき『ゆとりある学校生活の中で個性的な子どもを育てる』という教育目標を掲げています。成蹊小学校で考える個性的な子どもの姿とは、「自立・連帯・創造」の力を兼ね備えた子どもです。

・「私の考え」を持ち表現できる子ども(自立)

・集団の中で自分を活かすことのできる子ども(連帯)

・生活の中で創意工夫できる子ども(創造)

試験内容

二日間で行う。

初日のペーパーテスト。男女で午前、午後にわかれて行われる。

2日目、運動テスト、行動観察テスト(集団行動)、保護者面接である。

試験内容1・ペーパーテスト

毎年、1000文字を超える、長文の「お話の記憶」が出題される。

写真や絵を見ながら、お話を聞いて問題に答えていくものである。

常識や数、また推理や図形の問題も問われる。

試験内容2・行動観察テスト(集団行動)

運動テストが行われ、内容は。8の字ドリブル、懸垂、ボール運び、バランスなどである。

行動観察(集団行動)は、ひとりで紙やテープを使って課題に取り組み、その後、グループで自由に遊ぶという内容になっている。

先生の指示をしっかり聞く姿勢や、運動テストではうまくいかなかった時の態度、行動観察ではグループの中でのリーダーシップ、他の受験生とのコミュニケーション能力などが問われる。

試験内容3・保護者面接

子供が、運動テストや行動観察テストをしている間に、保護者の面接が行われる。

成蹊小学校の独自のカリキュラム「こみち科」について問われる。

「ゆとりある学校生活の中で個性的な子どもを育てる」という教育目標に関する質問も行われる。

2023年 試験情報

全般的に、例年と同じ傾向。

ペーパーテストでは、話の記憶、図形(対称、重ね図形)等、例年と同じ傾向のものが出題された。

制作では指示された通りに制作ができるか、行動観察では、簡単な運動能力や周りの子と協調性見られ、例年と同じ傾向であった。

近年の試験の受験データ

成蹊小学校は、倍率は毎年6倍近いものとなり、難易度は高くなっている。

2024年度/2023年11月

男女 男子 女子 合計
志願者数 336 274 610
受験者数 - - -
合格者数 66 66 132
倍率 5.09 4.15 4.62
合格率 19.64% 24.09% 21.64%

2023年度/2022年11月

男女 男子 女子 合計
志願者数 377 345 722
受験者数 - - -
合格者数 66 66 132
倍率 5.71 5.23 5.47
合格率 17.51% 19.13% 18.28%