東京農業大学稲花小学校
2024年 小学校受験 試験の傾向と対策

基本情報

校長:夏秋啓子

創立:2019年

1学年 36名 2クラス

募集人数:男子36名、女子36名

卒業後の進路:卒業した児童が、隣接する東京農業大学第一高等学校中等部へ、一定数が内部進学することを想定しています。内部進学には一定の学力基準を設けることを検討しています。

住所:〒156-0053 東京都世田谷区桜三丁目33番1号

TEl: 03-5477-4115

教育理念

東京農業大学稲花小学校の教育理念は、「冒険心の育成」です。
これは、東京農業大学の創設者である、榎本武揚公の言葉に由来しています。

榎本武揚公は、未知なるものにひるまず、困難に立ち向かうことの大切さを、「冒険は最良の師である」とオランダ語の書に表現して知人に贈っています。
東京農業大学稲花小学校は、この言葉に基づき「冒険心の育成」を教育の理念とします。未知なる新しい世界に挑む気骨と主体性をもち、本気になって取り組み、科学的・実践的に学ぶ人間を育てます。

農大稲花小が求める子ども及び保護者像

1「冒険心の育成」を教育理念として、新しい小学校文化の創造をめざす農大稲花小の方針を十分に理解し、学校と一体となって子どもを育てようとする家庭の子ども及び保護者。

2 農大稲花小の教育を受けるために必要な知力、体力、精神力を擁し、前向きに取り組める子どもと、それを支えようとする保護者。

試験内容

ペーパーテスト、行動観察、事前面接

ペーパーテストと行動観察で約60分。事前面接は約10分。

試験内容:ペーパーテスト

内容は、お話の記憶、推理、数、水のかさ、図形、鏡映図、位置の移動、知識や常識となっている。

お話の記憶は600字ほどの長文で毎年出題されている。その中で質問が5問ほど問われる。

数に関しては、1対多対応を問われるもの等が問われる。

水のかさや濃度に関しても問われている。

図形問題は、回転図形がよく問われる。

試験内容:行動観察

運動テストがあり、指示に沿って体を動かすものである。手拍子、片足バランスといったものも問われる。

他の受験者とのコミュニケーション能力や協調性、社会性などが問われる。しりとりやじゃんけんといった、集団ゲームが行われる。

お店屋さんごっこ、本の読み聞かせと感想の発表といったものも問われる。

試験内容:親子面接

ペーパーテストと行動観察テストの前の、指定日時にオンラインで行われる。

親は、志望動機、教育観、子供との関係性等が問われる。また、教育理念や教育方針への理解が求められる。

子供は、簡単なプロフィール、どんな遊びをするか、小学校で何をやってみたいか、将来何になりたいか等が問われる。

2023年 試験情報

全般的に、例年と同じ傾向。

ペーパーテストでは、話の記憶、回転図形、点図形、形、季節等、例年と同じ傾向のものが出題された。

行動観察では、チームでの共同作業が問われた。協調性、社会性を問われるものであり、例年と同じ傾向であった。

近年の試験の受験データ

東京農業大学稲花小学校は、倍率は毎年10倍近いものとなり、難易度は高くなっている。

2024年度/2023年11月

男女 男子 女子 合計
志願者数 481 398 879
受験者数 - - -
募集人数 36 36 72
倍率 13.36 11.06 12.21
合格率 7.48% 9.05% 8.19%

* 受験者数、合格者数が開示されていないため、志願者数、募集人数で算出

2023年度/2022年11月

男女 男子 女子 合計
志願者数 512 477 989
受験者数 470 412 882
合格者数 45 44 89
倍率 10.44 9.36 9.91
合格率 9.57% 10.68% 10.09%