光塩女子学院初等科
2024年 小学校受験 試験の傾向と対策

基本情報

校長:影森一裕

創立:1931年

1学年:40名2クラス

募集人数:女子80名(光塩女子学院幼稚園内部入学者を含む)

卒業後の進路:初等科から優先的に中等科に進学できますが、全く無条件というわけではありません。在学中の成績、その他本人の希望、適性などを児童・保護者と話し合って、進路指導をしている。

住所:〒166-0003 東京都杉並区高円寺南2-33-28

TEl: 03-3315-1911

教育理念

あなたは世の光です。あなたは地の塩です。

人間は一人ひとりが神から創られ、愛されているかけがえのない存在です。ここに学ぶ児童が神から望まれている「自分」に目覚め、その実現に努力していくプロセスに、手を差しのべることに学院の意義があります。
人間は、惜しみなく己を他人に開くことができたときに、本当の自分に成長します。この変わらぬ真理を私たちの校名に刻みました。
すなわち、「ロウソクの、自らは燃えて他を照らし、塩の、自らは溶けて味をつけるように、本物の愛に生かされた成熟した女性に育つこと」、ここに光塩の理念があります。

教育目標

ひとりひとりの児童が、自分がいかに大切な存在であるかに気づき、自分自身を受け入れ、愛し、主体性のある自己を育てることができるように導きます。

人間は自他共にかけがえのないものであり、互いの支えによって生きています。自己を他者に開いて生きるとき、真に人間として成長するものだということを、児童が体験的に理解できるように導きます。

常に感謝の気持ちを持ち、まわりの人のために喜んで生きることができる人間になるよう、愛と奉仕の精神を養い実行するよう導きます。

試験内容

ペーパーテスト、行動観察、親子面接となっている。

試験内容:ペーパーテスト

約40分で、記憶、数、立体、規則、言語、運筆となっている。各クラス20名程度で行う。

記憶に関しては、お話を記憶して内容を答えるものとなっている。

立体に関しては、いろいろな方向から見て、違うものを見つけるものとなっている。

規則に関しては、形や数の変化の中に規則性を見つけるものとなっている。

言語に関しては、物の名前でしりとりをするものとなっている。

運筆に関しては、鉛筆の持ち方に気をつけて線を書くものとなっている。

試験内容:行動観察

約75分で、内容は運動、活動、授業となっている。集団の中で社会性を見られる。

クラス20名程度を5~6名のグループに分けて行う。

運動は、じゃんけんゲーム、リズム、バランス、整列ゲームなどとなっている。

活動は、グループで協力して絵を描き、発表するものとなっている。

授業は、個人で作った作品の発表、お箸を使ったゲーム等となっている。

結果ではなく、指示されたことに対する取り組む姿勢を見られる。

みんなと楽しく仲良く遊ぶこと、一生懸命にすること、約束が守れることがポイントになる。

試験内容:親子面接

時間は5〜7分。

親は、仕事や子供との関係性が聞かれる。

子供は、好きな遊びや食べ物、今回の試験について等が聞かれる。

2023年 試験情報

全般的に、例年と同じ傾向。

ペーパーテストでは、話の記憶、規則性、図形、数、変化、言語等、例年と同じ傾向のものが出題された。

行動観察では、模倣体操、箸の巧緻性、じゃんけんゲーム等が問われた。例年と同じ傾向であった。

近年の試験の受験データ

光塩女子学院初等科は、倍率は毎年4倍近いものとなり、難易度は高くなっている。

2024年度/2023年11月

男女 男子 女子 合計
志願者数 - 284 284
受験者数 - - -
募集人数 - 80 80
倍率 - 3.55 3.55
合格率 - 28.17% 28.17%

2023年度/2022年11月

男女 男子 女子 合計
志願者数 - 314 314
受験者数 - - -
募集人数 - 80 80
倍率 - 3.93 3.93
合格率 - 25.48% 25.48%