学習院初等科
2024年 小学校受験 試験の傾向と対策

基本情報

初等科長:梅本恵美

創立:1877年

1クラス33名 4クラス

募集:男女各約40名、合計約80名

卒業後の進路:ほとんどの児童が学習院中等科、学習院女子中等科に進学

住所:〒160-0011 東京都新宿区若葉1-23-1

TEl: 03-3355-2171

伝統を継承しつつ、新しい時代を切り拓く力を育てる

学習院初等科は、創立以来の歴史と伝統を持ち、自重互敬と豊かな人間関係を重視した教育を行ってきました。現代の教育では、異なる考えを尊重し、自己の考えを深める精神が必要です。初等科では、この精神を大切にしながら、多様な教育活動を通じて人間性と社会性を育みます。

学習院の教育目標である「たくましい創造力」は、自己の目で物事を見て感じ、考え行動する態度を育成することを目指しています。低学年から専科制を導入し、基礎力やICTを活用した学習、伝統文化や国際交流の充実を図りながら、資質と能力を伸ばします。

学習院初等科は、伝統を尊重しつつ未来を見据え、バランスの取れた教育活動を展開しています。

*出典:ウェブサイトの「科長の話」より抜粋、編集

教育目標:真実を見分け、自分の考えを持つ子ども

進んで工夫し、努力する子ども

真心を持って人や物に接する子ども

美しさを感じとる心の豊かな子ども

健康や安全に心がけ、進んで体と鍛える子ども

試験内容

考査(個別テスト、集団テスト、運動テスト)と保護者面接となっている。

試験内容1・個別テスト(記憶力、思考力)

記憶力、思考力を問われる問題が出題される。

絵を見たあとでその内容について答える、お話を聞いたあとで自分の考えを伝えるものがある。一部が空欄になっている絵を見てお話を作るなどの問題もある。

間違いを見つける問題もよく出題される。

問題はペーパーテストではなく、話を聞いたり、絵を見たあとで、先生からの質問に口頭で答える形式である。そういった意味で、語彙力も重要である。

試験内容2・個別テスト(巧緻性)

画用紙に欠かれた絵をはさみを使って切り抜く、ストローとセロテープを使って三角形を作る、ボタンのあるシャツをたたむなどの問題がある。

手先の器用さはもちろん、指示の理解力や丁寧さ、根気強さなどを見る問題になっている。日頃の生活習慣が問われる。

試験内容3・集団テスト

グループで先生の指示に沿って行動したり、共同してひとつの作業を行う。

先生の指示への理解力、グループ内での仲間とのコミュニケーション能力が問われる。

運動テストでは、ボールを使った運動や屈伸運動、音楽に合わせたリズム体操などが行われる。

2023年 試験情報

全般的に、例年と同じ傾向。

個別テストでは、話の記憶、図形、巧緻性を問うもの等、例年と同じ傾向のものが出題された。

運動テストでは指示運動、行動観察ではゲームが行われ、例年と同じ傾向であった。保護者面接も、子どもとの関わりや学校について等が問われ、例年と同じ傾向であった。

近年の試験の受験データ

学習院初等科は、倍率は毎年10倍近くなり、難易度は高くなっている。

2024年度/2023年11月

男女 男子 女子 合計
志願者数 - - 740
受験者数 - - -
合格者数 40 40 80
倍率 - - 9.25
合格率 - - 10.81%

* 志願者数、合格者数は、約**名との開示のため、ズレがある可能性があります

2023年度/2022年11月

男女 男子 女子 合計
志願者数 390 390 780
受験者数 - - -
合格者数 40 40 80
倍率 9.75 9.75 9.75
合格率 10.26% 10.26% 10.26%

* 志願者数、合格者数は、約**名との開示のため、ズレがある可能性があります