成城学園初等学校
2024年 小学校受験 試験の傾向と対策

基本情報

校長:渡辺共成

創立:1917年

1学年 36名 3クラス

募集人数:男子約34名、女子約34名

卒業後の進路:希望者全員が成城学園中学校へ進学できる(一定条件あり)。例年、ほぼ全員(95~100%の児童)が成城学園中学校へ進学します。

住所:〒157-8522 東京都世田谷区祖師谷3-52-38

TEL: 03-3482-2106

4つの希望理想

本校には、創立当時から大切に継承している
教育の4つの『希望理想』があります

個性尊重の教育
『子ども達は、それぞれに違った天分や能力を持っています。それらを学校生活の中で発見し、遺憾なく発揮せしめること。』これが創立以来本校が『希望思想』の第一に掲げている教育の基本姿勢です。
教科の学習にはもちろん、教科外活動や校外学習においても、ひとりひとりの発想や思考を大切にし、それらを生かす場を設けるように心がけています。

自然と親しむ教育
校内には樹木が多く、自然の勾配を利用した坂や池もあります。そのような緑と土に囲まれた空間の中で、子どもたちはのびのびとした学校生活を送っています。
遠足・夏の学校など、校外教育の機会を多く設けているのも、子ども達が自然を自らの肌で感じ、自然を敬愛する心を身に付けて欲しいと考えているからです。

心情の教育
本校の教師の第一条件は、創立以来『子どもが好きで、子どもを愛することができる人』だと言われています。『子どもたちの心を理解し、子どもと一緒に泣いたり笑ったりできる。』そのような信頼関係の上にたって子どもと共に多くの課題に挑み、時には厳しく指導もする教師を目指した私たちは日々努力をしています。

科学的研究を基とする教育
遊び・散歩・劇・文学・映像・舞踊など他校に見られない授業を行っていたり、数学や国語のように独自の学習材を用いて授業に取り組んでいるのも、本校が創立以来『科学的研究を基とした実験学校』を標傍しているからです。時代の状況を見据えながらも、それらに流されることなく、独自の研究に基づいた『真の教育』を目指しています。

試験内容

ペーパーテストがない。2日間で、個別テスト、行動観察テスト、運動テスト、親子面接が行われる。

試験内容:個別テスト

口頭で行われる。思考力や表現力を見られる。

ゴムを手首につけて、最後にゴミ箱に捨てるといった指示理解を問われるものが出題される。

しりとりで言語理解を確認されたり、手話の知識を問われるものがある。

箸を使ったり、封筒に入れられる大きさに紙を折る等、巧緻性が問われる。

点字、交差点など、常識やマナーも問われる。

話の復唱、数字逆唱、映像の記憶、数量、規則性も問われる。

図形に関することが問われる。一部を切ってある四つ折りの折り紙を開いた形やパズルといったものが出題されている。

試験内容:行動観察テスト

社会性や人間性がテストされる。

キャップ積み競争や、チームでスポンジの積み木を順番に高く積むといった課題が出される。

積み木、ぬいぐるみ、絵本といった自由遊びが課題がある。

試験内容:運動テスト

基本的な体力や運動能力をテストされる。

内容は、平均台、走る、ボール投げ、ケンパーなどである。運動器具を使って、走る、跳ぶ、投げるをテストされる。

日頃から、体操に関する練習をしておくべきである。

試験内容:親子面接

親には、志望動機や、本校に期待することや、家庭の教育方針、しつけやマナーについて、子どもとの関わり方について、問われる。

子供には、質問された内容を理解し、的確に答えれるかをテストされる。

2023年 試験情報

全般的に、例年と同じ傾向。

近年の試験の受験データ

成城学園初等学校は、倍率は毎年5〜6倍近いものとなり、難易度は高くなっている。

2024年度/2023年11月

男女 男子 女子 合計
志願者数 193 178 371
受験者数 - - -
募集人数 34 34 68
倍率 5.68 5.24 5.46
合格率 17.62% 19.10% 18.33%

* 合格者数は、公開されてないため、募集者数で算出

2023年度/2022年11月

男女 男子 女子 合計
志願者数 211 219 430
受験者数 - - -
合格者数 36 34 70
倍率 5.86 6.44 6.14
合格率 17.06% 15.53% 16.28%